株式会社五月ヶ瀬は、福井県で菓子製造業売上No.1 の実績を持つ企業です。
社名と代表商品とが同じであることも大きな特色で、県内では多くの方に認知いただいています。
私たちが広く知っていただけるようになったのは、販売エリアを福井に集中し、
継続して製造・販売を続けてきた企業努力にあると自負しています。
商品は企業にとって子どもに等しい存在です。
生み出すだけでなく、愛情を注ぎ、より良くなるよう試行錯誤を重ねることで成長していきます。
厳選した素材にこだわり、独自の製法を貫き、品質管理体制を磨き続けることで、
安心・安全でおいしい商品をご提供していく。
その積み重ねが五月ヶ瀬の企業としての伝統であり、ゆるぎない誇りでもあります。
企業には資本力や生産力などさまざまなパワーが必要ですが、私が最も大切だと考えているのはヒューマンパワーです。いかにいい人材を揃えるかが企業を支え、それが企業の強みにもなります。現在、福井県内におけるお菓子の市場は縮小傾向にあり、現状に満足していては未来はありません。厳しい時代を乗り越えていくためには、強固な財務体制・企業基盤づくりがより重要であり、そのためにも不可欠なのが、よりよい人材です。人的パワーに余裕があれば、それは会社としての余力にもつながり、新しいチャレンジができる企業力にもつながります。
チャレンジの一環として、進めているのがIOT化です。当社の製造ラインでは、作業工程や商品の特性に合わせたオリジナル機器やシステムを導入していますが、今後はそれをさらに推進。可能な分野はロボット化を図るなど、最新技術を取り入れながら省人化し、重労働を減らすことで女性でも作業しやすい職場環境へと変革していきます。また、社内に専属デザイナーを採用し、これまで以上にブランドデザインをブラッシュアップするなど、専門スキルを持つ人材も登用。力の集中を図っています。
当社は人材の積極採用を推し進めるとともに、人材の育成にも力を入れています。人事交流制度(ジョブローテ)もその一環で、一つの部署だけでなく他職種を経験することでキャリアアップを図るなど、知識や経験を高める仕組みを取り入れています。また、離職率が低いのも当社の特色です。ベテラン社員が長年の勤務で培った技術やノウハウは我が社の大きな財産であり、それらを若手社員に継承することで、社員一人ひとりのスキルアップもめざしています。
企業は和気あいあいとした仲間意識だけでは存続できません。一人ひとりが向上心を持ち、互いに高め合うことで、成長できます。当社での仕事の第一歩は、商品である“お菓子”にどれだけ興味を持ってもらえるか。そして、お菓子づくりを貫いてきた「五月ヶ瀬」という企業にどれだけ興味を持ってもらえるかだと考えています。興味があることから人は学び、そこから成長していきます。当社で働き、知識を深め、経験を重ねて、あなた自身のステップアップにつなげていただければうれしく思います。
1972年 | 福井県坂井町新庄に生まれる |
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1996年 | 明治学院大学社会学部 卒業 |
1996年 | 株式会社サウンドクルー 入社 |
1999年 | 渡米し、アメリカ コロンビア大学付属 ALP(American Language program)で学ぶ |
2001年 | 株式会社 五月ヶ瀬 入社 |
2008年 | 東京製菓専門学校 卒業 |
2012年 | 株式会社 五月ヶ瀬 代表取締役社長 就任 現在に至る |